今回は焼結後セラミック加工をしている雄飛産業様にお話を伺いました。
焼結後セラミックの加工は、非常に素材が硬く、高い精度と工具の耐久性が求められる分野です。
雄飛産業様はAXISのダイヤモンドコーティングドリルを導入し、他社と比較してコストを削減しながら、加工の寸法安定性を向上させることに成功しました。
改善前
焼結セラミックの穴あけ加工について、電着工具とダイヤモンドコーティング工具を使用していましたが、ダイヤモンドコーティング工具は価格が高いという課題があり、工具を展示会で探していたところAXISの工具と出会いました。
一方、電着工具で小径の穴あけをすると、穴あけ回数が増えるにつれて、穴径が少しずつ小さくなってしまうという課題があり、高い精度を求めるお客様の要求に応えることが難しいという課題がありました。
改善後
AXISのダイヤモンドコーティングドリルを使用したことによって、リーズナブルな価格で工具を購入でき、かつ高い寸法精度を安定して出すことができるようになりました。
ダイヤモンドコーティングドリルは、電着工具と比較して、加工寸法が非常に安定しております。従来は、寸法のばらつきが生じることがあり、再加工が必要になることもありましたが、新しい工具ではそうした問題がほとんどなくなりました。この結果、製品の品質が向上し、リードタイムも短縮されました。工具寿命も電着工具と比較して遜色ないレベルです。
一方、3mm以上の径になるとダイヤモンドコーティングドリルだと穴あけが難しいという課題がありますので、大きい径については電着工具、小径についてはダイヤモンドコーティングドリルと使い分けをして使用しております。
現場の声
AXISの工具はリーズナブルな価格にも関わらず、性能は国内大手メーカーにも引けをとらないものだと感じています。
また、特注品についてもコストを抑えて作ってくれるため、ケンマ―ジャパンとは現場課題を共有しながら工具の相談ができています。
ダイヤモンドコーティング工具をお求めの方は是非お問い合わせください!
コーティングには数多くのパラメーターがあります。
• 膜厚:厚いと +長持ち ー刃が丸くなる
• コーティングの種類
• 対象材料との化学反応
• 被膜の密着性
AXISでは対象材料、加工に合わせた最適なコーティングの選定が可能です。
ケンマ―ジャパンの営業スタッフがお客様の加工条件に合わせた工具をご提案いたしますので、是非お問い合わせください。